今しかない小学生の夏休み
子どもで、田舎にいた頃、
夏休みは短かったし、やることもなかった
早朝にラジオ体操に行って、帰ってきたら
午前中はぼーーっと教育テレビを見てた
ゴロゴロしながら、家にある本を眺めて
写真付きの冷たいデザートの本なんか、作らないのに、眺めてて、
なんとかアラスカみたいなアイスをフランベするレシピとか、
竹筒に入った水羊羹とか、中が透けるくずまんじゅうとか、
ブルーキュラソーの青いゼリーとか、よく見てた
田舎にいたけど、虫取りはした事がない
カブトムシは友達が見せてくれるものだった
赤い足のが強いんだとか、言ってた
夕方は畑に行って、茄子とトマトときゅうり、紫蘇の葉も取れまくって、
毎日文字通り飽きるほど食べてた
今日もナス〜〜?みたいな
自分がカブトムシになったみたい
夜は花火大会があったり、星を観察したり
お盆が一大イベントで、それが終わったら、急いで宿題をやって、もう休みは終わり
両親も働いてたから、構われないし、急かされないし、のんびりしてた
時代が変わって、ちょっと都会に来て、
子どもはすんごく忙しい!!!!!よね!!
ついつい予定も詰めちゃう
塾も行ってると、大丈夫?あれやった?これは??てなってくる!!
今しかない小学生の夏休み
自分の好きにできる時間を作ってあげたいよなあ
充実したいい夏休みになりますように!